エルゴべビーOMNI360の新生児からの使い方、付け方、洗い方、さらに使いやすくする工夫をお伝えします。


エルゴベビーオムニ360
ハワイ生まれのエルゴベビー


エルゴベビーアダプトとOMNI360を使い比べたレビューはこちらをご覧下さい。真夏はベビービョルンONE KAI AIRを使っています。

エルゴ オムニ360 特徴



赤ちゃんに優しいポイント
 ・お尻部分が大きくてしっかり座れる 
 ・首座り前でもしっかりサポート
 ・日除けカバーが一体化されて日焼け&首カックン防止

抱っこする人に優しいポイント
 ・肩と腰サポートが良い。なで肩にも対応
 ・ポーチ付きでお財布とスマホを入れられる。手ぶらで外出可能。
・4通りの抱っこが可能(対面・腰・おんぶ・前向き)


OMNIに限らず、アダプトもエルゴベビーシリーズは赤ちゃんのお尻部分のシートが大きく作ってあって、大きくなっても快適に使えるのが特徴です。ヘッド&ネックサポートは他社製品に比べて厚みがありしっかりしているので首座り前の赤ちゃんもしっかり抱っこ出来ます。

エルゴベビーオムニ360 シート
小さな赤ちゃんのおしりもしっかりサポート
エルゴベビーオムニ360 首座り前
首座り前は、ネックサポートは上側の位置で留めて下さい

そして、肩ストラップと腰サポートが体重を分散するので、赤ちゃんだけでなく抱っこする人にも優しい抱っこ紐です。なで肩の方は、肩ストラップをクロスに装着すると安定します。
さらに日除けカバーが一体化しているので帽子を忘れた!という時もカバー出来ます。日除けカバーが首カックン防止にも役立ちます。
ポーチが付いて、近所におでかけする時や荷物が少しの時にポーチに入れておけば、ただでさえ大変な赤ちゃんとの外出が少しスムーズになります。ズボンのポケットに入れると、スリや紛失が心配なので、これは嬉しいです。

エルゴベビーオムニ360 新機能
オムニはポーチ付きで、貴重品入れに便利です。

エルゴ オムニ360  使用可能期間 


エルゴベビーOMNI360の使用可能期間は、新生児(3.2kg)から4歳頃(15kg)までです。ベビーウエストベルト(日本限定仕様)を併用すると、小さい新生児期からしっかり抱っこ出来ます。なおベビーウエストベルトは赤ちゃんが2才になるまでは着用するように推奨されています。


エルゴ オムニ360 利点  

 
シートアジャスタータブ( マジックテープ )とシートアジャスターボタン(ボタン)で赤ちゃんのお尻部分のシートサイズを調節できます。この二つを適切に調節することで、どの大きさの赤ちゃんも抱っこされた時にM字に開脚する姿勢を保てます。
4通りの抱っこ姿勢が出来るので、お出掛けする場所や赤ちゃんの成長に合わせて、快適な抱っこスタイルを柔軟に選べます。前向き抱っこでの注意点はこちらをお読みください。


エルゴベビーオムニ360 シートの調節方法
ボタンとマジックテープで調節します。


エルゴ オムニ360 欠点

コットンタイプは真夏に使用すると蒸れやすい事です。真夏はクールエアーシリーズが快適です。
畳んでもコンパクトにはならないので、抱っこ紐を使用せずに、ベビーカーのカゴに入れて持ち運ぶ時などは若干かさばります。そんな時はカバーを使ったり腰に巻きつけておくのも解決策です。

エルゴ オムニ360 基本の調整方法

1、赤ちゃんの大きさによって、シートアジャスタータブとフロントストラップボタンを留めます(両方同じサイズに留める)。
2、腰ベルトと肩ストラップの長さを調整します。
3、腰ベルトを留めて、肩にストラップを掛けて、胸ストラップの長さを調整します。
4、それぞれの抱っこスタイルで赤ちゃんを抱っこします。

エルゴ オムニ360 使いやすくする工夫

シートアジャスタータブが赤ちゃんの大きさに合わせて3サイズありますが、移行期の大きさの場合、 大きすぎたり、きつすぎたりする 場合があります。そんな時は、それぞれの中間点にマジックテープを留めると、お尻シート部分が赤ちゃんの大きさにぴったり合って快適です。

エルゴベビーオムニ360 使いやすくする工夫
両方とも均等な位置につけて下さい。


エルゴ オムニ360 装着方法

対面抱き 
対面抱きは、一番基本的な抱っこスタイルで、赤ちゃんの視覚刺激を抑えられるので混雑する場所にお出掛けする時にオススメです。新生児の時は対面抱きのみです。新生児の抱っこでの注意点も併せてご覧下さい。
SGマークの適用対象月齢は生後1ヶ月から24ヶ月(13kg)です。

一番シンプルで最初から出来る対面抱っこ。

なで肩の方は、肩ストラップをクロス装着すると安定が良くなります。

肩をクロス装着が出来るのがエルゴのいい所

腰抱き

首が座ってから。
SGマークの適用対象月齢は 6ヶ月から36ヶ月(15kg)で す。

腰抱きでもベビーベルトをしっかりと。

おんぶ
おんぶは赤ちゃんの首・腰が座って、体重が増えて抱っこするのが辛くなってきた時期に最適です。エルゴシリーズは、お尻シートが大きいので幼児も快適に使えます。
SGマークの適用対象月齢は 6ヶ月から36ヶ月(15kg)です。


おんぶは幼児や長時間のお出掛けにおすすめ。

前向き

前向き抱っこは首と腰がしっかりしてから。

前向きはいつから?
前向き抱っこを出来る時期、前向き抱っこの注意点はこちらをお読み下さい。背骨や股関節の発達を考えると、前向き抱っこは首座り・腰座りまで待つのが無難です。
SGマークの適用対象月齢は首座り後5ヶ月から24ヶ月(10kg)で す。

 
新生児の使用方法 

新生児を抱っこする時に注意するポイント

赤ちゃん(5kg)を抱っこした様子

エルゴベビーオムニ360 2ヶ月の赤ちゃん
生後2ヶ月の赤ちゃんを抱っこしている様子

赤ちゃん(10kg)を抱っこした様子

エルゴベビーオムニ360 10ヶ月の赤ちゃん
同じ製品で10ヶ月の赤ちゃんを抱っこしている様子

エルゴ オムニ360 洗い方

エルゴベビーOMNI360はご家庭の洗濯機で洗えます。ストラップをまとめているゴムを外し、全てのバックルを留めて、他のものを一緒にせず、抱っこ紐だけ洗濯機に入れて、 冷水・弱モードで洗います。洗濯後はそのまま放置せずにすぐに干して下さい。


股関節脱臼を予防するために

股関節脱臼を予防するためには、抱っこする時に赤ちゃんの足がM字になるように抱っこする事がとても大切です。抱っこ紐を使う時や、お出掛け前に鏡で確認して下さい。外出先で抱っこする時もお手洗いの鏡やショーウィンドウに映して、抱っこする度にこまめに赤ちゃんの様子を確認して下さい。
日本小児整形外科学会の解説動画 

収納カバー 

抱っこ紐を使わない時に収納カバーに丸めて入れたらコンパクトに持ち運べると日本の友人が教えてくれました。ドイツでもスウェーデンでも、この収納カバーを使っている人を見かけたことがありません。日本らしい細やかな感性が生んだ商品だなぁと感心しました。

ケープ 裏ボアのケープが使いやすい

寒い時期は、ケープを付けるのがオススメです。ベビーカーなら冬用のコートが必要ですが、抱っこ紐で移動する時は全身をカバーするダウンジャケットは暑すぎて赤ちゃんが結構な汗をかいていました。抱っこされていると、親の体温で赤ちゃんが暖まるので、赤ちゃんは室内着プラス厚手の靴下に帽子で抱っこして、ケープを付けるスタイルが快適そうでした。北ヨーロッパのスウェーデンやドイツでこの調子だったので日本でもこのくらいでいい気がします。ダウンですっぽりカバーするタイプのケープもありますが、下にあるような 裏地にボアがついた少し厚手のタイプの方が使いやすいし、暑すぎないと思います。
私は出産お祝いで頂いたケープを冬場に使っています。こちらであまり見かけないので、海外在住の方への贈り物に喜ばれるかもしれません。特に北ヨーロッパ、北欧、アメリカ北部、カナダなどに在住の方に・・・。

エルゴベビーの抱っこ紐は日本ほどではありませんが、ドイツでも人気です。
(ドイツでおなじみの抱っこ紐ベスト7)
品質と値段のバランスに厳しいドイツ人にも選ばれる抱っこ紐です。


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