ベビーラップ初心者でも簡単な巻き方・使い方とメリット・デメリットを紹介します。ドイツで一般的なDidymosを使用していますが、他のベビーラップでも応用出来ますよ!
Didymos(ディディモス)は1972年創業のドイツのベビーラップのブランドです。抱っこ紐とは違い、一枚の長い布を大人と赤ちゃんに巻きつけて、赤ちゃんを抱っこします。巻き方を変えると対面抱っこ・おんぶなど色々なスタイルに使用可能です。
今回はそんなベビーラップのディディモスについて特徴や、エルゴ・ベビービョルンとの違いや、巻き方をまとめました。
ベビーラップ 特徴
Didymos(ディディモス)は1972年創業のドイツのベビーラップのブランドです。
豊富なデザインとサイズ展開で世界中で愛用されています。 ドイツに引っ越してきてから、ディディモスで抱っこされている赤ちゃんをよく見かけます。
我が家は、新生児の時期はスリングタイプ、首が座ってからは縦抱きタイプを愛用しています。
使い方に慣れるまで少し時間がかかりますが、抜群の安定性で正しく巻けば子どもも親も快適です。夫は装着の楽なエルゴやベビービョルンがお気に入りですが、私はディディモスの方が抱っこしやすく疲れにくいです。何というか、「当たり」が柔らかいです。
素材は綿・麻・絹とありますが、洗濯が楽な綿を愛用しています。
肌が敏感なお子さんは刺激の少ない絹か綿をオススメします。
ベビーラップ 使用可能期間
生まれた日から、巻けなくなるまで。サイズを上げれば(長い布にすれば)大きな子どもでも抱っこ出来ます。
ベビーラップ メリット
何よりもまず、ベビーラップは安定性がいいことです。一枚の布をぐるりと赤ちゃんと抱っこする人に巻きつけるので、正しく巻けばとても快適です。
そして、抱っこだけでなく様々な使い方が出来ます。一枚の大きな布なので抱っこしていない時は敷物や膝かけに出来ます。
フランクフルトではディディモスでマイン川までお散歩して、休憩する時は解いて芝生に敷いて子どもと一緒に寝っ転がっていました。折りたたむと場所を取らないので、ベビーカーでお出かけする時もカゴ部分に畳むか子どもの膝かけにして持ち運んで、子どもがグズった時にすぐ抱っこできました。
ベビーラップ デメリット
慣れたら使いやすいのですが、慣れるまでは何度か練習が必要です。「とにかく、すぐ使いたい」というケースでは抱っこ紐の方が適しているかもしれません。男性が苦手意識がある場合が多い印象です。
巻くのに時間がかかります。抱っこ紐のようにバックルでカチッと留めるのではなく、徐々に布を締めて赤ちゃんを抱っこしていくので、出先で何度も抱っこしたり下ろしたりを繰り返す時は煩わしく感じるかもしれません。
ベビーラップ 使い方
巻き方は色々ありますが、まずはシンプルな対面抱きのフロント・ラップ・クロス・キャリー(Front Wrap Cross Carry=略してFWCC) をマスターすることをオススメします。
私は妊娠中にこのYoutubeビデオを見ていました。クッションなどで練習して慣れておくとスムーズに使い始められると思います。
ベビーラップ 使いやすくするコツ
新品のベビーラップはまだ布が固いので使い始めは少し巻きにくいです。使い始める前に以下のように鎖結びにしたり、何度か洗濯をして布を柔らかくすると、しなやかになって使いやすくなります。
ベビーラップ サイズ・色味
サイズは、サイズ4が標準サイズですが、大きめな赤ちゃんや身長の高い人が抱っこするなら長めのものを選んでもいいと思います。私(身長164cm)が対面抱きで使用する場合サイズ4で丁度いいです。夫(180cm)が使用すると、ぎりぎりの長さです。180cm以上の方は大きめサイズをオススメします。
色味は自分のアウターなどと同系色にしてシンプルにコーディネイトするのもいいですし、逆にアクセントとして鮮やかな色味を選ぶのも素敵です。
ドイツでディディモスの色と同系色の毛糸の帽子や手袋でカラーコーディネイトしている方を見かけて、おしゃれだなぁと感心しました。
ベビーラップ 母親の感想
ベビーラップは一枚の布なので、しなやかで身体にぴったりと寄り添って、 使い心地が快適です。抱っこ紐のように肩や腰にベルトが食い込むこともなく、抱っこできます。しかしこれは、緩みなく正しく巻いている事が前提なのです。慣れるまで巻き方の練習は何度か必要です。
ベビーラップ 父親の感想
ま、巻き方が覚えられないです・・・・。ムービーを見ても私には複雑すぎて何が何やら。妻が巻きつけてくれる分には使えましたが、自分では巻けません。私にはエルゴ が簡単で使いやすいです。
0 Comments