寝がえりを始めたり、歯が生えかけてムズムズしたり、呼びかけに反応し始めたり・・・毎日色々なことに挑戦する生後5ヶ月の男の子と両親の暮らしの様子です。欧米で親しまれているベビー・レッド・ウィーニングにも挑戦し始めました。

出来るようになったこと

この時期は、寝返りを頻繁にするようになりました。まだ上手に出来ず、半分まで寝返って、にっちもさっちも動けなくなり大声で助けを求めることもありました。
両親が、自分と同じような動きをすると大喜びしました。母がうつぶせに寝転んで、手足をバタバタさせたり、泣きまねをしたり・・・煮詰まったらそんな遊びをしてみると赤ちゃんが喜んでくれるかもしれません。
絵本の読み聞かせを始めました。大きな絵でめくりやすい分厚いページの絵本に興味を持ちました。絵をじーっとみたり、本を触ってページをめくろうと掴んだりしています。

かぞくらし 絵本の読み聞かせ どのはないちばんすきなはな?
大きな絵柄や鮮やかな色が好きなようで、色々なお花をじーっと見ていました。

健康のようす

生後4カ月頃からの足首のアトピー性湿疹が引き続き痒そうです。患部を手で掻きむしったり、足をこすり合わせて掻いて血が出てしまうので、常に靴下を履いています。足先までカバーするタイプのズボンが便利でした。
歯が生えかけてムズムズするようで、親の指にカプッと齧りつきます。そのまましばらくガジガジ噛みついています。息子は歯固めは嫌いでしたが、気に入った子はこの時期歯固めがいい相棒になります。 ドイツでは、オーガニック製品のブランドから天然ゴムや木製の歯固めが出ていて、その製品をガジガジしている赤ちゃんをよく見かけました。

食事のようす ベビー・レッド・ウィーニングを始めよう

まだ母乳のみ、いわゆる完全母乳で生活しています。親が料理や食事をする様子をじーっと眺めています。歯が生えたら、離乳食に挑戦してみようと考えています。ドイツ人の父は数年前から欧米で広がってきているBLW(Baby led Weaning/ベビー・レッド・ウィーニング)を試したいと希望していますが、母は他の方法も確認したくて日本の離乳食の本も参考に読み始めました。
離乳食や授乳期間については、両親や祖父母の間で意見の違いがあって、ストレスに感じやすい話題ではないでしょうか?出身国が違って育児スタイルが異なる国際結婚カップルには更にありがちのことだと思います。
我が家がいまだに完全母乳なのも、自然療法が好きなドイツ家族の強い希望ですし(父も母が母乳育児を続けるためにかなりサポートしています。毎朝出勤前に2時間子守りをして深夜授乳していた母親を休息させて、朝食を作っていく等)、そもそも母乳の量によっても違いますし、思い詰めずにそれぞれのケースによって一番いいスタイルを取り入れたらいいと思います。両親のスタイルを尊重するように祖父母たちとも関係をつくっていけたら今後他のトピックで色々あってもある程度スムーズに進むと思います。

私たちが離乳食に関して参考にした書籍やサイトです。

日本の離乳食の進め方を知りたくて読んだ本です。離乳食のメニューだけでなく、赤ちゃんの食べる姿勢や口の動きの説明もあって、一気に飲み込んでるのか食べてるのか分かりづらい時に参考になりました。
結局BLWもしつつ、食べない時はこっちの本のスタイルも取り入れていました。

ドイツのベビー・レッド・ウィーニングのサイト

排泄・睡眠のようす

先月引っ越してから、夜中に4~5回起きるようになってしまいました。日中の昼寝の時間を短めにしたり、夕方は部屋を暗めにしたり試していますが、結果は日によってまちまちです。そんな時期だよねぇと他のお母さんお父さんと励まし合うのが気晴らしです。親が色々やっても、どうにもならない事が沢山(たぶん今後も沢山・・・・)ある時は、もう諦めてやり過ごすのが一番だなぁ~と思います。近所の赤ちゃんグループに出掛けると、ムスリムのお母さん達にも会いますが彼女達は子沢山、5人の子持ちの方もざらです。そんなお母さんとお話すると一人の赤ちゃんでひーひー言っている自分が小さく思えます。そんなお母さん達に「大丈夫だよ~!」と言われると、そうだよねまぁ何とかなるわといく気分になります。
周りの人(励ましてくれそうな人。笑)に話して、状況は変わらなくても、がんばろうね~という気持ちを持っていることが0歳児とのくらしには大切なことだと思います。救われます。

人との関わり

週に2~3回、近所の赤ちゃんの集まりに参加しています。私たちの住んでいるフランクフルトでは、色々なタイプの集まりがあって気軽に参加できます。
他の赤ちゃんの様子を眺めたり、お母さん達に笑いかけたり息子も楽しそうです。親の気分転換の意味でも、短時間でいいので、積極的に外に出かける機会を増やしていくのはいいことだと思います。
両親が会話をしていると突然大きな声で「あぁぁぁぁぁ~~~~!」と叫んで、会話に参加?することがあります。まだぎこちないですが周囲の人とコミュニケーションを取ろうとする様子が見えます。
ドイツで日中に子どもを連れて行ける子育て支援センターのような集まりを探したい時は「Elterkind Gruppe」と検索すると出てくるはずです。市役所のホームページにも載っていたりするのでお住まいの街で調べてみて下さい。

かぞくらし ドイツの赤ちゃんの集まり
赤ちゃんの集まりが市内の至る所にあって、親子で色々なグループに出掛けています。

困ったこと

引っ越ししてから、まだ両親も新しい場所で生活リズムが出来ていないことが、ダイレクトに赤ちゃんにも影響して少し不安定な様子です。まずは食事や起床・就寝時間など整えて、少しずつ良くしていきたいです。
夜泣きや就寝時間が遅くなったり・・・色々試しても日によって良くなったり、戻ったりの繰り返しでした。もうこれは「そんな時期だよね」と思う方が親の気持ちも楽だと思います。

この時期に役立つアイテム

おもちゃにもなる歯固めはこの時期にいいアイテムです。友人の5ヶ月の赤ちゃんはいつもキリンさんをカミカミしています。

母親の状態・両親の生活

この時期はスウェーデンからドイツに引っ越して、生活が少し落ち着いてきて、週末に家族で新しい街を探検したりできるようになってきました。夜間の授乳が頻繁で、睡眠不足が続き午前中はボーっとしていて買い物も外気浴もしたいのに外に出るのがなかなか大変でした。赤ちゃんの世話以外に予定を一つ出来たら満点と思って生活していました。

かぞくらし フランクフルトでの新生活
フランクフルトは冬でも暖かくて明るいです
(ストックホルムに比べて・・・)


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