布おむつは思ったより簡単に使えます。紙おむつに比べて経済的でプラスチックゴミを出さなくて済むし、何よりアトピーを始めとした敏感肌の赤ちゃんには特にオススメです。
私は長男が生まれて以来2年間、スウェーデンとドイツで布おむつ生活です。プレイグループで出会うドイツ人親子は布おむつを使っている人が結構多いです。エコ意識の高いドイツには様々な製品があって、色々試しましたが、子どもの月齢によって・・・ねんねか、歩き始める頃か、排泄の間隔が長くなるかによって・・・使いやすい布おむつが違うなぁと感じます。
そんな私の経験から、今回は新生児期~ハイハイの頃までに使いやすい布おむつの選び方・使い方のポイントと布おむつ生活を送っていく上で楽になるコツをお伝えします。
紙おむつ派のご家庭も、お家にいる間は布オムツをしてみるのもいいですよ!
ヨーロッパ在住の方はドイツの布おむつ生活にヨーロッパで購入しやすい製品を紹介しています。

新生児期に使いやすい布おむつ

布おむつは、輪型・成形・一体型とありますが、新生児期は一体型か輪型が使いやすいと思います。この時期は水分の多いゆるゆるうんちなので吸収力が重要です。輪型のおむつは折り畳んで着けるのでかさばりますが、この時期は身体がまだ小さいので、逆にかさばりでしっかりお尻を包んで漏れずに済みます。
輪型は洗濯した後に乾きが早いことも長所です。
一体型は股周りにギャザーがしっかりある製品を選びます。これが一番大切です。赤ちゃんの股関節の動きを邪魔したくないのと、漏れ防止のためです。
一体型でも、輪型でもこの時期はライナーを一緒に使うとうんちの処理が楽です。
輪型おむつを使う場合は、おむつカバーも必要ですが、これも股周りにギャザーがある製品を選びましょう。ボタンでサイズを調節できるタイプだと長く使えます。

一体型の布おむつ

一体型の布おむつなら、私はバンビーノミオのミオソロが断然おすすめです。
長く使えて、ライナーの出し入れが簡単で、ギャザーもしっかりあって、デザインもかわいいからです。バンビーノミオがおすすめの理由はこの記事に詳しくあります。(しつこくてごめんなさい。でも本当にいいんです!)
アマゾンジャパンでも何点か取り扱いがありますが、イギリスのBambinomioサイトからも直接購入できます。最初に言語を日本語設定しても、商品説明ページは引き続き英語ですが、カートをクリックしたら、最後の支払い手続きのページは日本語がでてきました。

輪型におむつカバー

輪型のおむつは綿の洗濯してすぐ乾くものがオススメです。毎日洗濯できるなら20枚くらいあればいいと思います。もし足りなくなったらTシャツやタオルを切って使っても。

布おむつカバーは下記のようなギャザーしっかりで表面は撥水タイプの製品が扱いやすいです。ボタンで調整できるので長く使えて経済的です。
ゆるゆるうんちの時期は、このカバーの上に輪型のおむつを折り畳んで赤ちゃんに着けましょう。そうするとおむつだけ交換してカバーは何度も使えます。
最初は6枚位用意しておけばいいと思います。
もし新生児用の布おむつカバーが大きすぎるなら、小さいうちは新生児用の紙おむつに輪オムツを当てて使ってもいいと思います。紙おむつをオムツカバーとして使うイメージです。

ライナーを使うとさらに簡単

どちらのタイプの布おむつでも今のうちにライナーを1箱用意しておくと、洗濯が楽です。布おむつビギナー&新生児期は特に使ってほしいです!

布おむつ簡単な洗濯方法

使った布おむつは洗濯するまで浸けおきしておくと汚れが簡単に落ちます。
お風呂場やトイレか洗濯機の近くにバケツを置いておいて、使ったおむつはポイポイ入れてまとめて洗濯するのが簡単です。
このタスクを丸ごとお父さんにお願いするのもいいと思います。新生児期はお母さんは産後の回復期&授乳で疲れてます。お父さんに始まったばかりの育児の中ではっきりした「役割」があると、父親として子どもにしっかり関わる始めの一歩になっていきます。
我が家は夫がおむつ替えと洗濯、乾いたら畳んでセッティングを毎日こなしていく中で、どんどん赤ちゃん周りのことに気が付くようになって、赤ちゃんとの暮らしを回していくのがスムーズになりました。

用意するもの バケツと洗剤


・浸けおきバケツ

蓋付きのバケツもありますが、洗剤液をおむつにかぶる様にたっぷり入れておけば、私は臭いは気になりません。手持ちのバケツを使うので十分ですが、もし購入するなら折り畳めるタイプが使いやすいでしょう。

・アルカリウォッシュか洗濯洗剤

アクリルウォッシュが原材料も一番シンプルで使いやすいと思います。もし肌に合わなかったら、赤ちゃん用洗剤や敏感肌用の洗濯洗剤を試してみて下さい。

以下の2点はドイツでも高価格の製品ですが、エシカル・エコロジカルな視点で選ぶ人が多いです。
特にソネットは植物由来の界面活性剤で、動物実験も行っていません。

日本製だったらこの辺りが赤ちゃん向けで使いやすいかと思います。
arauは界面活性剤なしですが、香料あり。
ピジョンは界面活性剤ですが、無香料。お好みで選んで下さい。

一人でも多くの赤ちゃんが布おむつを使ったら、プラスチックごみが減ります。
(日本では可燃ゴミかもしれませんが、紙おむつはプラスチックを使っています)
この選択は、彼らが大きくなった時に環境問題が悪化することを少しでも遅らせられる、結果的に彼らにプラスだと思ってます。
何はともあれ、エコロジカルでお財布にも赤ちゃんの肌にも優しい布おむつを使ってみませんか?


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